あなたの望みは「現実離れ」していませんか？あなたが「絶対に何か欲しい！」「絶対に何かしたい！」「絶対に何かするべき！」と思っていることには、実は落し穴があるかもしれません。
その強い思いこそが、実はマイナスエネルギーを放出し続けてあなたを苦しめる「失敗の根源」かもしれません。
「やらないこと」からはじめることの意義は、「現在の行動にフォーカスできる」ことです。
私たちは何か問題を感じた時に、じゃあ「ああすればいい」「こうすればいい」と簡単に理想の行動を求めますが、それが行動できないないからこそ、いつまでたっても問題が解決しないのではないでしょうか？
「タバコをやめればいい。」
「毎日１０分筋トレすればいい。」
「規則正しい生活をすればいい。」
「勤務時間内に仕事を終わらせればいい。」
・・・
頭ではわかっているのに行動できない、というジレンマは日常茶飯事ですよね。
だから、今やっている間違った行動を「やめる」ことからはじめてみるのです。コントロールできる行動を探すのです。
そしてその代替案として、具体的に今できる行動をあげる。
STEP①「タバコをやめる」ために「今やらないことは？」
STEP②「タバコの弊害を無視しない」（やらない行動）
STEP③「タバコの弊害を直視する」（やる行動）
STEP①「1日10分筋トレをする」ために「今やらないことは？」
STEP②「クタクタになるまで仕事しない」（やらない行動）
STEP③「1時間早く家に帰る」（やる行動）
そんな「現実離れした望みと教条のリスト」をつくってみましょう。
それをもとに「現実的な行動」を発見しましょう。
--------- 「やらないことリスト」の使い方
使い方は簡単です。
STEP ① 苦しみの感情を書き出す
STEP ② 問題意識を書き出す
STEP ③「やらないこと」を挙げる
STEP ④「やること」を挙げる
＊①のポイント
自分が素直に感じる「苦しみの感情」を挙げる
＊②のポイント
自分が問題に感じていることを書き出す
＊③のポイント
「絶対に欲しい」「絶対にやりたい」「絶対にやるべき」「やるのが当たり前」と思っていること、「無意識的にしていること」の反対のこと。
＊④のポイント
③をやらない場合にどんな「選択肢をとればいいのか」を見つける。脳は肯定的な命令に反応するので、「肯定文」の形式にします。
--------- 「やらないことリスト」の機能
・新規リスト作成
・リストの編集
・リストの共有
・未決／ 達成をチェック
・達成項目数の自動カウント
--------- 次期バージョンアップ予定事項
・カテゴリーのカスタマイズ機能
・リスト作成過程の思考プロセスをサポート
・その他